不動産鑑定ってどんなときに役に立つの?そんな疑問にお答えします!不動産鑑定が役に立つ場面を、事例別にご紹介。
不動産の価格はわかるようでわからないものです。
たとえ、隣の土地が坪あたり100万円で売れたとしても自分の土地も同様に100万円で売れるとは限りません。
自分の土地のほうが安いかもしれないし、逆に高く売れる土地なのかもしれません。
自分の土地の適正価値を知っておくことはとても重要です。
逆に買いたい土地の適正価値を把握しておけば、安心して取引ができます。
ビルやマンションの家賃決定や借り手、貸し手への家賃交渉に役立ちます。
また、地代や名義書き換え料のほか、契約更新料についてどうすればいいかなどにも鑑定評価は役立ちます。
事業資金調達において、手持ち不動産を担保とする場合など、鑑定評価があれば借りられる金額が想定できるほか、場合によっては売却などにより
事業を円滑に行うための経営判断に役立つ等のメリットがあります。
土地・建物の評価替えをするときや資産価値が知りたいときなどにも鑑定評価は役立ちます。
不動産の価格は変動していきます。
バブルの時の価格を持ち出して不動産の今の価格を語る人はいないと思いますが、では今の価格はどうなっているでしょうか?鑑定評価が役立ちます。
遺産相続で一番問題になるのが土地・建物などの不動産の分配です。鑑定評価を行えば適正な配分が可能となります
共同ビルの権利調整や再開発などに鑑定評価は有用です。
たとえば、ビルや店舗付ビルの区分所有について、権利者全員が公平に所有するかなどは、各フロアの床価格を適正に把握する必要があります。
同じビルでも、1階の店舗と2階の事務所では床価値が異なるかもしれないからです。
そんなときに鑑定評価を行えば、公平に資産を配分することが可能になります。